番外編のキミの最後はオレでありたい
の感想を書いていきたいと思います。
※昔アメブロで書いていたものをこちらに移動し、少し修正しました。
※本編読んでいる前提でネタバレしますので
気をつけて下さい。
プロローグ
恋人は公安刑事の人気番外編です。まずはプロローグ。
鳴子ちゃんとショッピング中主人公の元カレ、狭霧 一さんと偶然街中で出会います。
長野…の幼馴染?ですよね。東京の街なかで出会う確率、すごいと思ってしまいました。
ハジメは気さくに話しかけてきて、軽い近況報告と連絡先交換をして爽やかに去って行きました。

元カレハジメ。
大学病院の外科医?え?すごい…
何で別れてしまったのかと言えばハジメに他に好きな人ができたからだそうです。
話し合いをして円満に別れたらしく良好な関係みたいですね。


班長2人の反応笑
こういうときの班長は気が合っています。
お互いに意地張らなければ親友になれそうなんですけどね…

情報のリーク元、黒澤さん。
教官でもないのになぜか毎日公安学校にいます笑
攻略キャラじゃないときの黒澤さんはひたすらパパラッチ役に徹します。
彼のこの立ち位置、わりと好きでした。

歩さんの反応はいつもこんな感じ。
彼は嫉妬心をひたすら心に秘めて表には出しませんね。片想い歴が長いので隠し事がとても上手です。

腹黒紳士颯馬さん。
ちょっとゾクリとする表情と穏やかな口調のギャップがすごいです。

石神さんの言葉を反芻しショックを受ける後藤さん。
それぞれの反応は千差万別ですがどの√に枝分かれしても無理のないようプロローグが作られていますね。
おかげで番外編の主人公は逆ハーレム状態です。本編とはえらい違い笑
この頃の番外編は攻略キャラ全員分が1つのストに纏められていて480Pとかだったんですよね。
ん?この頃は440Pだったかな?忘れてしまいましたが、内容も濃くてお値段に見合う感じでした。
そして枝分かれして後藤さん√へ。
後藤誠二√

黒澤さんリークの元カレ情報を聞いた後藤さん、持っていたボールペンをバキッと割ります。


歩さん、後藤さんには結構ズケズケ本音を突っ込んでくるんですよね。年上にはわりと若干マイルドなのに…
(あ、颯馬さんとはやりあってますね)
うん、言いやすい1つ年上の先輩なんでしょう、きっと。優しいんだ、後藤さんが。
で、室長&黒澤幹事の飲み会で居酒屋にいるとき、当のハジメにバッタリ出くわし一緒に
飲むことに…
気が気じゃない教官たちですが、歩さんたちの攻撃に逆らえず初デートの場所やキスのことを吐かされました。

この後居たたまれなくなった後藤さんがまだ仕事が残っていると先に帰ってしまいます。
これは…後藤さんみたいに真っ直ぐなタイプは聞くのもつらいと思います。でも、感情的になってハジメや主人公に詰め寄るようなタイプでもないので、逃げる1択しかなかったのかな、と思いました。
次回のデートでは、ハジメが言った場所を巡り、図書室でキスをします。思い出を上書きしたかったと語る後藤さん、可愛いです。
こんな感じの流れなのですが…
後藤さんはハジメに嫉妬心もあったと思いますがそれ以上に罪悪感が上回ってました。
嫉妬心<罪悪感みたいな感じ。
それは夏月さんとのことで主人公が今の自分のようにつらい思いをしていたのではないかということでした。
ハジメへの嫉妬の裏で、主人公への思いやりも忘れない後藤さん、とても優しいです。
後藤さんは人の気持ちを汲み取ることが上手で、わりと人のことを優先にして自分は我慢して耐える人だと思うのですが、夏月さんに関しては別で、自分の感情を優先し、冷静さを失うことが多く、昴さんや颯馬さんに窘められたり心配されたりしていました。
特に昴さんは後藤さんの側にいて夏月さんとのことも色々知っているので、後藤さんの心情を心配する描写がたくさんありました。
後藤さんが夏月さんを特別視していたのを伺わせることが多く、恋人ではなかったようですが、お互いに惹かれ合っていて夏月さんと後藤さんの絆の強さを感じ取ることが主人公にももちろんあって、後藤さんの心情を尊重しながらも寂しく思っていた描写もありました。
ハジメの出現で、後藤さん自身が主人公の感情と同義のものを自分に重ねたことによって主人公の気持ちが分かり、変に罪悪感を抱いてしまったようでした。

主人公も人のことをまず第一に考えられる女性なので、大人の対応をします。
こういう主人公の純粋な気持ちが気遣いに溢れていてとても良いなあと思います。
救われる人も多いんじゃないかな。
この主人公と後藤さんの良く似た真っ直ぐな善意や良心は、周りからはとてもお似合いに見えて、歩さんや黒澤さん室長や津軽さんに焦燥感を抱かせたり嫉妬されたりする部分ですね。
そうそう、加賀さんは主人公と後藤さんの真っ直ぐなところを好意的に見ている気がします。
だから後藤さんに対して加賀さんはやや甘口なのかと思います。
加賀さんが後藤さんに嫉妬する描写あったかな…
番外編ポツポツとしか買ってないのでこのような感想になってますが違ったらすみません…

それで後藤さんの出した答え。
後藤さんは嫉妬心を隠しきれず表情に出てしまうので、鋭い他の教官たちにはお見通しのようです。
嫉妬はしてもそれを相手にむき出しにしたり意地悪したりがないので、すごく好感が持てます。
(対昴さん以外か…)

で、最後にこの笑顔。
普段のクールな後藤さんとギャップがあって、なんか思わず素が出ちゃった感が大好きです。
加賀兵吾√
次は加賀さん。少し辛口だと思いますので、このお話が好きな方は気をつけて下さい。

ハジメからご飯に行こうと連絡がきて忙しいからと断る主人公。

すでに名前を把握していることに驚く主人公。
背後に歩さんの影を見ます。この二人は良いコンビですね。
その夜、加賀さんからデートのお誘いを受け喜ぶ主人公。なんですが、デート当日ハジメと偶然鉢合わせします。
加賀さんは挨拶したのですぐに去りましたが主人公がハジメに尻尾を振ったためお仕置きタイムです。
路地裏に連れ込まれ誰がご主人様か教え込まれますがそれを見ていたハジメが血相を変えて主人公を助けにきます。


い、言った…!
加賀さんは主人公に対して普段は犬扱いするところがあるので、この展開は仕方がないのかもしれませんね。
この後誤解を解いて3人で食事に行きますが、昔話に花を咲かせる主人公とハジメを置いて加賀さんは帰ってしまいます。

そりゃそうよ。
私は加賀さん√のハジメと主人公の行動が理解できなかったです。加賀さんからせっかく誘ってくれたデートなのに、偶然会った幼なじみの異性と同席して食事をし、加賀さんの知らない昔話を楽しそうに語る場面を見せられたらどういう気持ちになるのか、想像できなかったのかな…
嫉妬を越えた感情が加賀さんを渦巻いたのではないかとヒヤヒヤしてしまいます。
公安学校の屋上でハジメから電話がかかってきます。加賀さんと仲直りできたか気になったみたいです。
が、原因が自分にあるとわかっていたらこれ以上主人公に絡んだら余計仲直りできないと思って連絡控えないかな…?
連絡取りすぎですね。
加賀さんが元カノと頻繁に連絡取っていたらきっと主人公怒るんじゃないかな…


電話を取り上げてハジメにきつい牽制をします。
ストレートに感情を出しますね。きっとはっきり言わないとわからないタイプだと判断したんだと思います。
そういえば奥野さんにも言ってた気がしますね。もう一度恋敵編読んでみます。


加賀さんの部屋ではめずらしく主人公にすがる加賀さん。
不安になってしまったんだと思います。
確かにあれだけ尻尾を振って懐いていた忠犬が他のご主人様に懐いたら飼い主として寂しく…
と、ネタになってはいますが駄犬やクズなどの暴言?は昨今の時代には合わない気がします。
大和や桜汰くん、湊先輩など主人公を犬に例えるのもちょっと今の時代は合わないかもしれませんね。

あ、加賀さんでも気になるんですね。
今回の加賀さん√は加賀さんにとって試練でしたね…
いつも加賀さん加賀さん言ってる主人公の別の顔を見て怒りというよりは焦りの感情が出ていました。
加賀さんの性格的に甘えたりすがったりするのは難しかったと思うのですがそれ以上に主人公がどこかへ行ってしまったらどうしようという焦燥感が勝っていて弱気な加賀さんが出てました。
一度好きになったら一途だしずっと見守ってくれる人なのであまり不安にさせないで欲しかったです。
主人公からハジメに断るのが一番良かったのでしょうけれど話を広げるにはハジメとも絡まなければならなかったので仕方がないのでしょう。
加賀さん√は私はとても切なくなってしまい加賀さんが幸せになって欲しいと思いました…
100恋や公安を楽しむ皆さんと一緒に楽しめたら嬉しいです♪
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