恋人は公安刑事番外編
キミの最後はオレでありたいの感想などを書きたいと思います。
※数年前にアメブロで書いたものを移行してきました。時系列が前後している可能性があります。
※本編のネタバレを含みます。これから読む方は気をつけて下さい。
石神秀樹√
元カレハジメと偶然出会い連絡先を交換した主人公。
石神さん√です。


黒澤さんが入手したデータをペラペラしゃべっていると、後藤さんはボールペンを真っ二つに折りましたが、石神さんは紙クシャでした。
今さらだけど後藤さんすごいな…
きっと片手というか、片指ですよね…
みんな元カレのハジメに興味津々です。

全力でからかいにくる歩さん。
ニヤニヤしながら面白がります。
彼は石神さんと主人公の仲を把握した上で主人公を通じて石神さんをも間接的にからかうという高度な技を使ってきました笑

元カレは物好きじゃないと歩さんに反論する主人公に、すかさず加賀さんの手酷い突っ込み。

フォローをしているとみせかけてわざと陥れる天才・颯馬さん。
穏やかな口調なので緩和されていますがフォローになっていませんね。

黒澤さんはいつも何でも面白がります。
情報通なので動かしやすくフットワークも軽いので、番外編の申し子と言って差し支えないでしょうか笑
こういうとき後藤さん出てこないですね。
石神さんだからというのもあるでしょうが、単純に津軽さんの言うところの「人格が良い」からでしょうか。
土曜日、デートをします。歩いているとハジメと出くわします。

え、いいの?
大人の対応ですね。石神さんのこういうところ好きです。素敵だなあとときめきました。
食事をしながら色々なことを話します。
石神さんはハジメに夢を聞きます。


立派な夢ですよね…
これが昔からの夢なので一直線に頑張っている感じです。主人公もハジメのこういう部分に惚れたのでしょうか。夢に向かって頑張っている人って輝いて見えますよね。私からしたら眩しすぎる…
イケメンだし頭良いし立派だし…きっとモテモテだったんじゃないかな、ハジメ。
主人公嫉妬の的だったんじゃないの…?あと、背まで高いですね。
石神さんより若干高いかな?室長くらいでしょうか?184センチくらい?
何か色々すごい…ハイスペック過ぎません?長野の狭い範囲で医者と公安を排出するなんて!
それとも私が知らないだけで、うちのご近所さんにも医者と公安がいるのかしら…

石神さん素敵!素敵だなあ。
石神さんは元カレハジメにも理性的に接しその人となりを理解した上で対応してくれます。
めちゃくちゃ素敵な彼氏ですね。この石神さんの対応大好きです!
主人公も石神さんがハジメに「応援しています」なんて言ってくれたら、すごく嬉しかったんじゃないかなあ。
私が公安主人公だったら、さらに石神さんが好きになってる…

本編石神さん√の主人公は確かに勢いがありました。
基本的にどの√の主人公も元気で勢いがある感じですが書く人が違うので少し印象が違っていたりしますね。
例えば加賀さん主人公は素直で従順ですが黒澤さん主人公は気が強く負けず嫌いだったりしますね。
(こう書くとまるで別人のようですね…)


落としかけて上げた!
上司の鑑!あーこのハジメスペスト、石神さん、後藤さんの順で好きだなーとなりました。
確か配信当時は加賀さんと歩さんの評判が良かった記憶があるのですが、私は石神さん後藤さんがワンツーかもしれません。
石神さんとハジメはどちらも大人で、穏やかに話したり色々な報告や話ができていました。
お互いにリスペクトできる良い友人関係になれそうな感じでした。
主人公絡みの感情がなければ、この後から連絡取り合ったり友人として付き合っていけたのではないかと思います。
それくらい気が合っている様子でした。
いえ、気が合っているというか、お互いに精神的に安定した大人だから、お互い合わせた結果かもしれません。
石神さんの大人の対応、本当に素敵でした。
自分の嫉妬心を表に出してしまい、それがハジメにばれたらハジメに失礼だし、なにより主人公に迷惑をかけてしまうと考えたのかもしれません。
彼目線も読んだのですが数年前なのでスッポリ抜けていて、見当違いの感想になってるかもしれません…
この後ゆっくり彼目線も読み直したいと思います。
ハジメと別れ、ようやく二人きりになります。

それくらいの感情=嫉妬心ですね。

もちろん嫉妬心はあったようです。
素直で可愛い石神さん。ですが、その負の感情を自分の中で押さえ込み、消化することで自分を律し、相手が不快に思わないように接する精神が本当に良かったです。
石神さんはサイボーグと呼ばれていますが、人の心を持っていないわけではありませんよね。
むしろ優しさや気遣いのある本性的善性論の持ち主です。この番外編のように、自分を律しているだけで、その我慢が人からサイボーグに見えるだけではないかと思うのです。
まあ誤解されやすいタイプですよね。
でもそれも愛おしいと思ってくれる主人公がいるので石神さんはいくらサイボーグと、人から言われても、動じなくて大丈夫ですね。
東雲歩√
次は歩さん。

ハジメから連絡があり、食事をしたいと言われる主人公。
歩さんの顔を立てて断りますがなら彼氏も一緒に来れば?
というハジメの言葉を教官に伝えます。
行かない、興味ない、主人公一人で行けば、と言われ自分は何とも思われてないのかもと落ち込む主人公でしたが、主人公が歩さんだけしか眼中にないことを伝えると
歩「知ってる」


優しさ!
ツンデレというか、めちゃくちゃ気持ちが優しいですよね、歩さん。
歩さんが自分を信頼してくれてると納得した主人公はハジメと二人で居酒屋へ行きます。ハジメは彼氏のことを聞いてきます。

後藤さんみたい笑
後藤さん√では五年前出会っており、そのとき助けてもらったことがあるので、その設定を採用して、主人公のタイプは無口クールタイプなのでしょうか?
歩さんとは対極にいそうな感じ笑
歩さん、無口クールではないですもんね。

電気ブラン二本で酔いが回ってきたようです。
歩さんへのつらい片想いがあったからこのセリフかな?
歩さんも片想いを人生の大半してきているので主人公は本編では歩さんの気持ちが痛いほどわかっている描写がありました。
それからわりと歩さん→さちさんの構図を見せられて、心を痛めていたりデートの約束時には仕事とはいえさちさんを優先し、主人公に待ちぼうけをさせたこともありました。
主人公がつらい思いをしたことを歩さんもわかってほしくて、私は歩さんに関してハジメの出現は良かったかなと思ってしまいました。
そして酔いつぶれた主人公を迎えにくる歩さん。
ハジメがトイレに行ったときに被っていた猫を脱ぎ捨てました。

こう言われても言い訳をしなかった主人公に対して悟るものがあった歩さん。

普段教官教官騒いでいる主人公が、ふと違う方向を見て、自分じゃない人との絆の強さを感じさせたことは、歩さんにとっての自分とさちさんの関係が、いかに主人公に対して残酷だったかを知らせる良いきっかけにはなったと思います。
主人公が手放しで信頼している男がいる、という事実はかつてのさちさんと自分の関係にリンクしていることだと思いますので、歩さんも主人公がいかにつらかったのか、身をもって知ったのではないかと思います。
会計を全員分知らないうちに済ませているスマートハジメ。

主人公が自分の分は払うと言ってしつこいので、ハジメは彼女の弱い部分をくすぐります。
これきっと、主人公が歩さんと恋人同士ということを知った上でからかってるんですよね。
歩さん√のハジメは煽るくせがあるのかな?ドSハジメなのかな?
石神さん√の素敵紳士ハジメはどこ行ったかな?
と読んだときは思っていましたが、主人公がハジメの前で見せた弱音を汲み取って、彼女を苦しめている悩みの元であろう歩さんに、少し牽制していたのかも!と思い直しました。
大事な幼馴染みをあまりいじめないでね、主人公には俺も後ろに控えているんだからね、とやんわり歩さんに伝える目的で、ああいうことをしたのかも、と思い始めました。
ハジメは、こいつのことよろしくお願いしますと歩さんに深々と頭を下げます。


良かったね、主人公。
どちらが主人公のことを知っているか、歩さんの見えない火花がバチバチハジメに向かっていました。
さらにハジメは歩さんを煽るように主人公のおでこにチューをして去ります。
ハジメ…
これは、やはり牽制したんですね。やるなあ、ハジメ。
残された二人は呆然とし主人公は思わずおでこを押さえました。



これ。
歩ワールド全開のこの態度。
歩さん、さちさんにはすごい優しくて猫を被ってるのに(でもそれもさちさん見抜いてそうですよね)
対主人公だとこの意地悪さ。
普通に素を知っているから繕っても仕方がないと思ってますよね、歩さん。
さちさんに対するあの甘ったるい態度もたまにはしてあげて欲しいと思っちゃいます。
加賀さん以上に塩対応されているので、普段すごい不安になると思うんですよ、歩さん√の
主人公って。
(黒澤さんの比ではないと思いますが…)
酔っ払ったときだけでなく、たまには対さちさんみたいにストレートに優しくてもいいかなあと思いますが、ちょっと難しいですよね…
歩さんの部屋で。


これですもんね。
ツンツンツンツン…からのデレ。
歩さんはこれが醍醐味なので、いつもツンツンしてないと最後のキュンが減少してしまいますもんね。
だから甘くないのも良いのかな。主人公がわかっていれば大丈夫ですかね。
※あと追記です。
この後ハジメが「確かに惚れた方が負けかもな」と言うのですが、パシられていると主人公は思っていたはずが、ハジメから見たら歩さんの方が必死に主人公を追いかけているように見えたんでしょうね。
だからハジメの言う「惚れた方が負け」とは歩さんが負けているように見えた、ということですよね。
(これが一番書きたかったのにスッポリ抜けてました、すみません)
歩さんは恐らく攻略キャラ1ピュアなので、主人公がハジメと恋愛関係にあったことに一番ダメージ受けている気がします。
普段は自分のことをストレートに好き好きと言っている主人公は、自分のことが一番だと確信していたはずです。
歩さんは察知力がとても優れている分、過去の主人公が自分でなくハジメのことを好き好きと言っていた時代のことも想像できて切なくなっていそうですね。
終わります。100恋や公安を読んでいる方と、一緒に楽しめたら嬉しいです♪
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