【ダウト婚活編】恋愛編紹介&プチ感想

Screenshot 20240121 041844 ダウト〜嘘つき男は誰?〜
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100シーンの恋+でも、嘘つき男編、今は婚活編の恋愛編が出ています。

個別アプリだったときに出ていた5人全員が出揃った感じですね。ざっと見たところ、個別アプリで配信されていたときと同じ内容のもののようです。

今回は、婚活編の紹介と、ざっとした感想を書いていきたいと思います。

誰を買ったら良いのか迷っている方は、方向性など、内容も少し載せてみたいと思います。


※以下ダウト本編や恋愛編5人のネタバレがありますので、本編これからやる方、恋愛編を読んいない方は気をつけて下さい。

恋愛編はダウトしてからの恋愛が書かれているので、運命の人、ダウトされなかった人以外の恋愛模様も三者三様に描かれていて、本編ダウトされてしまい消化不良だった分も補完されていて楽しめます。




ざっと読み返した印象ですが、やはり嘘つき男編の恋愛が1番力入っている感じです。
満足度を★5つで表してみたいと思います。
(私見ですので★が少なくても面白い場合もあります。ご了承下さい)

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加賀美 和巳

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  • 恋愛編満足度★★★★★
  • 日常系
  • 切ない
  • 主人公が一途で可愛い

ダウト恋愛編で私の1推しは加賀美さんです。

40歳の推理小説家。
主人公が28歳なので一回り年が離れています。
飄々としていて主人公をからかったり試したりして、本音ををなかなか表に出さず、煙に巻くことを処世術としています。
例の病気からいつ死ぬかわからないと諦めることに慣れています。

あまり期待しないで読みましたが全恋愛編で1番のお気に入りになるくらい良かったです。

なにより主人公が本編と打って変わって常識人になっていることも引っかからずに読めた一因だと思います。

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主人公の理想の相手条件の1つ、「結婚して子供が欲しい」を満たせないと判断し、主人公の幸せを願って加賀美さんから「幸せになるんだよ」と距離を置かれますが、それでも惹かれてしまい一途に追いかける主人公とのやり取りが切なくもどかしく、ダウトにある全ての恋愛編の中でトップクラスに面白いです。


年の差だとどうしても年上の自分本位を考えてしまい、集中して読むことが難しい性分でしたが、加賀美さんはそれら全てを考慮した上で問題の根本的な本題としており、葛藤している部分が自分本位の恋愛ではないためか、純粋に応援できました。
ラストあたりは涙が出てきました。

恋愛編どれを読むか迷っているなら個人的に彼を推します。
特に加賀美さん推しではないのですがこれを読むと自分内人気ランキングの順位が上がる……かもしれません。

ダウトグランプリで3位を獲得した実力は伊達ではないと思います。

唯川 至

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  • 恋愛満足度★★★★☆
  • ホラー要素
  • 真相解明
  • どんでん返し

嘘つき男編で次におすすめなのが唯川くん。
主人公と同い年の28歳で、主人公とかなり気の合う感じを見せていました。

彼を読むことで嘘つき男編の本編を補完する真の理由を知ることができますので、恋愛要素云々よりも真相解明には、加賀美さんよりも唯川くんを先に読むのが正解かもしれません。

かなり衝撃的な内容になっていますので人によっては唯川くんを受け付けなくなる可能性もあります。

ただ私は嘘つき男編の主人公の相手なら唯川くんかな……と思う部分もありました。

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ただ唯川くんは恋愛編が出た後も一番人気をキープしており、ダウトグランプリでは裏社会編まで出ていたにも関わらずトップでしたので、人気に翳りが出た感じはしませんでした。

とにかく恋愛編読んだ後の彼の爽やかな笑顔は、もうすでにおかしい人にしか見えず、サイコパス的な狂気の笑顔に見えてくるところがすごかったです。
彼の恋愛編がダウトの真骨頂だと思います。

志賀 颯太郎

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  • 恋愛満足度★★★☆☆
  • 生い立ち
  • お家騒動
  • 主人公ダウト要素

主人公より1つ年上の29歳。
外科医のため常に忙しく動き回っています。
唯川くんとライバル関係のためか彼もちょこちょこ出てきますが、何故か唯川くん恋愛編よりも唯川くんがカッコよく見える不思議……

志賀さんの出生の秘密や育った環境などが書かれています。

ゴーイングマイウェイなのでこちらがあまり気遣いをせずに付き合える気楽なタイプだと
思うのですが、結婚となると途端に拘りの条件を出してきたりと一筋縄ではいかなく、さらに父親の圧力があったりと、盲目的に独善的な部分もあるため結婚したら大変なタイプかもしれません。

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志賀さんが一番重要視している結婚条件「家事の出来る女性」の部分を偽って婚活パーティーに主人公は参加したのに、志賀さんのダウト理由を主人公が本編で責めたにも関わらず、主人公の嘘には寛容に許してくれたりと器の広さを垣間見ます。

かなり人間的にできた人だと思いました。


志賀さんは上記2人ほど甘くないですが、彼の出生の秘密や家族への優しさなど、根底にある人の好さや人間味溢れた面が際立ち、本編のクールで空気の読めない印象が薄れていて読んでいて志賀さんの好感度が上がりました。

志賀さんが好きな人は恋愛編を読むとさらに彼が好きになると思います。
唯川くんとその辺り対照的に書かれている気がしました。

玄野 梓

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  • 恋愛満足度★★☆☆☆
  • 不安感
  • 日常系
  • 甘めの態度

玄野くんは主人公より1つ年下の27歳。
彼のダウトがえげつなく、いくら甘い言葉を囁かれても信用しきれない部分があり、その辺りは佐々木さんやゆうくんにも通ずるものがありました。
公安の黒澤さんや初恋の広樹さん系です。
(黒澤さん広樹さんは罪を犯していないので
比べるのは失礼ですが……)

甘く囁かれたり、真剣に好きだと告白され甘い雰囲気になります。

ただ読みながらダウト理由が頭を過ぎり、不信感を持ちながら読み続けるのですが、そんな自分が嫌になり集中して楽しめませんでした。
また嘘なんじゃ?騙されるんじゃ?
と主人公を心配してハラハラしました。

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玄野くんはあのダウト理由でなければグイグイこられても年下の可愛い男の子、で済んだのですが、サエコや他の女性たちの気持ちを考えると彼女たちに同情してしまい、恐らく今後大きな賞を取って露出が増えるに連れて週刊誌に過去のことを
「被害女性A〜Zさんの証言」

と暴露されたり、皆川先生から訴えられたりするんだろうな……
と考えたりしてしまいました。

授賞式会見を抜け出してしまうなど、大胆で非常識、破天荒な行動が目立ち、出版社からも干されないと良いけれど……
主人公も会見抜け出して自分の元に来てくれたと感動して喜んでいる場合ではなく、叱って会見会場に連れ戻すなどの年上らしい面が見たかったので残念です。

玄野くんが普段年下を武器にしている分、主人公が授賞式連れ戻しをしていたら、年齢を強調する対比ができたのにな…と惜しい気持ちで読んでいました。

きちんと諭して、授賞式に玄野くんを連れ戻していたら、★を3つにしていたと思います。

間宮 春一

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  • 恋愛満足度★★☆☆☆
  • 任俠
  • お家騒動
  • 非日常

主人公の会社にもファンクラブがあるほど
人気者の間宮さん。
彼は恐らく恋愛編の扱いに難しかったのかな、と推察します。
主人公に純粋に好意を持ち、ストレートに伝えたりと、彼自身の気持ち自体には信頼できるものがある分可哀想ではありますが、家柄で結ばれない悲恋物語でも良かったかなとも思いました。
(それだと恋愛編の意味がなくなりますが)

ただ間宮さんが起業したときの資本金は家から黒いお金を借りたんだろうかと想像してしまったり、銀行から融資受けるのも難しい立場だと
思うのでそのあたりどうしたのかとか、登記登録の際は家の税理士さんに頼むのか、社長本人の印鑑証明を官公庁に提出するとき身元バレない?
本籍移しても警察に目を付けられてるんじゃないの?
(警察と話つけていたみたいですが読んでいる方は警察関係者が信用できない心情に陥るのも残念でした)
そもそもそういう家は税金を払うのだろうか?
社長の立場で会社に監査が入ったら身元がバレないかなど色々考えてしまい、やはり玄野くん同様ソワソワして集中できませんでした。

二人で起業したとかなら代表をもう一人に任せれば色々解決でしょうけど……そんな描写はなかった気がしますし…

恋愛面は主人公に積極的に迫ったり極道の妻になれと言ったり、かなりのアプローチをされますので甘めかなと思います。
間宮さん本人は魅力的なので、ダウト理由の家柄は残念過ぎました。
もったいないですね。

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そして考えてしまう間宮さんの自分本位な面は
加賀美さんと対局にあります。

主人公の幸せを願い身を引く加賀美さんと極道の妻に似合う気の強さを気に入って絶対手に入れたい間宮さんの対比が際立ちます。

カタギなら全然気にならない部分ですが、大切な主人公を想って身を引く加賀美さん、大切な主人公を黒い犯罪組織に染めても手に入れたい間宮さん、どちらに惹かれるかといえば私は前者でした。

間宮さんも加賀美さんのように身を引くタイプならめちゃくちゃ人気出たと思います。

嘘つき男編の恋愛編は以上5人です。
自分の感想なので
他の方が読んだらまた違った
感想になると思います。

100恋+に移行しても、ダウト恋愛編を皆さんと楽しめたら嬉しいです‌♪

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