イララモモイ先生の【付き合えなくていいのに】の感想です。
最新話更新されましたが、あと5話で終了してしまうそうです。さみしいですね…
↑こちらが111話の感想です。
112話感想
オムスビズの皆さんとカラオケに行った帰りです。
時彦とTKさんの意味深なやりとりがありましたね。中学時代の忘れられないエピソードというのは、花野先輩に由来しているのかな?
花野先輩がえりこに時彦の連絡先を聞いて、すぐに「やっぱいいや!」となった伏線もありますね。まだ明かされていないのでそのあたりも楽しみです。
それからえりこ…帰り道、時彦との出会いや思い出を振り返り、感傷に浸って泣いてしまいました。
ここもったいないなと思ったのは、もう少し時彦とえりこの絡み…詩歌のいない3年間の思い出を見たかったかな、ということです。
そうしたらえりこの涙にもっと感情移入できたかな、と感じます。
愛子さんの助言を活かして、2人きりで出かけるのは時彦自身が戒めていたような気がしますので、だったら美玲と3人とか、男鹿カヤカップルと色々出かけたり交流したりして、えりこと時彦の思い出の描写を、大学3年間分たっぷり描いていたら、きっと私えりこが泣いていたところでもらい泣きした自信があります。
素晴らしい1枚絵?というのかな、印象的なえりこの素敵な場面でしたよね。切ない場面…
きっと時彦と手を繋いだところと同じ場所ですよね。
最終章、えりこと時彦の絡み、というかえりこのモノローグが少ないかな…という印象がありました。
えりこ、時彦を想ってこんなに泣けるのなら、泣けるための素材というか…詩歌のモノローグが壮絶すぎて、あ、えりここで泣くんだ…となってしまったので、ここで泣くまでに時彦への強烈な想いを吐露していたら、うんうん、わかるよ泣くよね…と多分私も泣いたと思う…
詩歌が高校〜大学と、思考の移り変わりがとても丁寧に描かれていて、かなり感情移入できるキャラクターに育ったため、詩歌を動かしやすいのかな、という印象はありますね。
詩歌に比べて、えりこは優等生的な印象で今まで描かれてきたので、思い切った行動させるにも冒険になってしまい、ちょっとマイナス面を描くのに躊躇したかなと感じます。イメージ変わっちゃうからね。
でもどんな外面の人も2面性はあるんですよね…
えりこはその優等生的なところも魅力的なのですが、例えば詩歌にやきもち妬いて、突飛な行動にでたら、その優等生じゃないギャップが人間味あって、めちゃくちゃ魅力的に映ると思うのですが、私だけかも…
居酒屋で時彦に詰め寄ったのが…その突飛な行動だったと思うんですよね。
113話感想
おお、時彦の相談、詳しくやってくれましたね!
詩歌と学食の椅子に座り、対面しながらオムスビズ加入の相談をしました。
詩歌が長文で真面目に相談に乗るところ、フフッと笑っちゃいました。
3年間を経て会うときの時彦は、詩歌に色々な表情を見せますが、詩歌の3年後は穏やかで優しい笑顔を時彦に見せることが多くなっていますね。
多分元々長女気質の詩歌と、末っ子気質の時彦は、性格的にもお互い波長が合うんだろうな、と感じます。
1度離れてから3年後また会うようになって、詩歌が時彦に対してとても尊重して接しているのが良くわかります。時彦も、出会ったときに近い穏やかで優しい詩歌を前に、かなり緊張しながら接しているな、という印象です。
だからかな、時彦の詩歌に対する態度が少し不安定に思えて、あれ、時彦は詩歌と付き合う気なし…?と不穏な空気を感じてしまいました。
そんな大どんでん返しがあったら本当に驚愕なのですが、時彦の心理描写がなんとなく曖昧に思えてしまいました。
ただ、私少し前も書きましたが、時彦とえりこが結ばれる世界線も見てみたいんですよね…
えりこと付き合えば、時彦はえりこを大切にするのはわかるのですが、その場合どちらにも詩歌の影が付きまとう。
えりこの場合は時彦が詩歌を想って、詩歌にしか見せたことのない表情をすることを知っているし、
時彦は詩歌が初恋だし、忘れられない女性として心の中にずっといる。
そんな2人が詩歌のことを心に置きつつ、どう乗り越えて行きていくか、というのも見てみたい気がします。
詩歌はきっと並々ならぬ努力をしてきたと思うので時彦と結ばれてほしいし、時彦も詩歌に一生懸命寄り添ってきた歴史があるので、付き合ってほしい気持ちがあるのですが、これは時彦どっちとくっついても荒れそうですよね…
丁寧に描写を見てきた流れだと詩歌時彦が王道のような気がしますが、えりこから始まった物語で、えりこが初めの章の主人公だったため、えりこを軸に置いて読んでいる方も多いイメージなので、やはりダブルヒロインは荒れますね…
あと少しで終わってしまいそうで名残惜しいですが、付き合えなくていいのにを楽しむ皆さんといっしょに楽しめたら嬉しいです♪
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