【漫画】ハピネス 願望成就アプリ1話【感想】

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サイコミさんで新しく漫画が始まりました!

悠木星人先生の、ハピネス 願望成就アプリ!

面白そうなので、追ってみたいと思います。

登場人物と1話感想です。

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ハピネスのアプリ

小学校からの仲良し7人組は、高校2年の8月31日の夜に公園で花火を終えたあと、それぞれの携帯に勝手にインストールされた【ハピネス】というアプリに気付く。

ハピネスは願い事を叶えてくれるアプリだった。

ハピネス強制インスト時に共有されていた300ポイントが、願いの難易度に応じてポイント変動しつつ消費されていく。

0ポイントになったら、7人全員から5年分の寿命を代償に、300ポイントをチャージできる、というもの。

このアプリで、それぞれ願い事を叶えてもらうのですが、漫画のジャンル的にホラーやミステリ、恋愛ものあたりを想像しています。少し前に流行った雪山の山荘+サバイバルみたいな…なれの果ての僕らとかの系統の漫画になるのかな?

ミステリ大好きなので楽しみな漫画になりました。

最近サイコミさん、サスペンスやホラー系増えていませんか?

前からそうか。最近付き合えなくていいのに、婚活マッチトゥーザフューチャー、日陰者でもやり直していいですか?などのさわやか系を読んでいたので、サイコミ系らしく刺激のある漫画にワクワクしています。

あとはパーフェクトグリッターとか、ファミリー・ショー、キズとも、推し活デッドラインあたりもサイコミ系…(サイコミ系の定義が曖昧ですがすみません)ですよね。もちろん上記も追っていますよ笑

崎村莉揶(リヤ)

物語の語り手、いわゆるワトソン役でしょうか。リヤのモノローグで始まるので、いまのところ主人公かな、と感じました。

仲良し7人組で、女子は3人。女子の中でも1番清楚で優しげな雰囲気を出していて、【そんなつもりないのにぼーっとしていると言われる…】とおっとりしていることを我々読者に自己紹介した、なかなかのあざとさを発揮する猛者でもあります。

ヨウスケのことが好きで、気持ちを秘めているようですが、周囲にはバレていそうですね。

願い事をするのに迷ったり、わりと優柔不断な面が描かれていました。

ただ、帰り道ヨウスケと2人きりになったときに自分から抱きついたりしていたのに、花火をしていたときヨウスケに飛びつかれ顔が近付いたときは、(幼なじみ全員がその場にいた)顔を真っ赤にしてウブを気取ったりしていたので、こやつなかなか魔性では……と思いました。

なんとなく、ヨウスケとナオがリヤを取り合いそうな顔面偏差値の描かれ方をしているので、ナオと最終くっついて終わるかなあ、と漠然と思いました。

桜庭直生(ナオ)

マイペースでクールなナオは、リヤからは寡黙なので何を考えているかわからない、と思われているようです。

でも紹介文によるとお笑いが好きみたいで、紹介だけ読んだらちびまる子ちゃんの野口さんみたいだな、なんて思いました。

前髪を真ん中分けにした黒髪のイケメンで、彼はアプリに願い事をせず、他の6人に願い事ポイントを譲っていました。

話し方も比較的穏やかな感じで、シャープな顔立ちですが柔らかい雰囲気の人だと感じます。

ナオは、アプリの説明を読み上げるときにユイナの携帯を自然な感じで借りて読んだり、願い事をしなかったので、はじめは私ナオはハピネスを強制インストされていないんじゃないかと疑いました。

7人の5年分の寿命を代償するくだりも、本当は6人の寿命と書いてあったんじゃないかと疑いました。だって6人なら1人50ポイントずつ配分できる計算だから。

だから死神?悪魔?が紛れ込んでいるんだろうと思いました。

でも次回以降になりますが、残りポイント数を自分の携帯を見ながら言っていたのでナオではないかも…。

だから最終的にナオはリヤとタッグを組んで、困難を乗り越えるんだろうな…と漠然と思いました。

水原唯奈(ユイナ)

ギャルっぽい見た目の女の子。サバサバした感じでバイトの鬼のようです。

スマホゲームの課金とコスメ収集が趣味のようです。

リヤとは高校が別なんですね。

ユイナ、ゲーム課金に慣れているタイプだと、ポイントチャージもためらわずできちゃいそうだな…というのが第一印象でした。

深夜に電話したときに、部屋の描写があったのですが、和風っぽくてお金持ちそうな部屋だな…と感じました。

なので願い事は、カレンの家族と自分の家族を入れ替えて、お嬢様の地位を手に入れたか…この部屋は元々カレンの部屋だったんだろうな…と考えました。

現金を願い事としてゲットし、カバンに札束があるのをリヤに見せていましたが、その現金、願い事でゲットしたのか不明じゃないですか?

バイト…まさかパパ活?闇バイト?などでかせぎ、元々ハピネス使う前から入ってた現金じゃないのか?など色々考えましたが、そんな稼ぎ方ショックですし、ユイナはいい子そうだから違いそうですね。

表紙の絵の感じリヤを意味深な表情で見ているので、何らかの感情をリヤに持ってはいそうですね。

栗木夏恋(カレン)

リヤと高校が同じようで、大きなお家に住んでいるお嬢様。

見た目がコンプレックスだろうな、ということを読者にひと目でわからせる絵柄にしていますね。

案の定、願い事は整形して顔を可愛くしてもらっていました。

泣き虫なのか、5年分の寿命が縮まったと知って泣いていました。

なんとなくイメージだけで申し訳ないのですが、抱えているものがありそうな感じがします。

例えばリヤ同様ヨウスケのことがずっと好きだった…だからリヤに対して闇の感情を抱えている…ヨウスケを私のものにしたい、だからもっと可愛くなりたいからポイントチャージして整形しまくる…みたいな感じになったら面白そう、なんて思いました。

いい子のまま終わればいいけど、途中退場しないといいな…

関優(スグル)

お調子者のスグルは、将来配信者になってひと山当てたい夢見がちな少年。

同級生なのに常に敬語で、お調子者で楽しいことが大好きな感じですね。

なんか彼、既視感あるんですよね。おおまかに分けてとなりの怪物くんのササヤンとか、ペルソナ1のブラウンとか、ペルソナ4の花村陽介とかのタイプを、少しオドオドさせた感じかな?なんて思いました。

カズマがペルソナ4の完二的な顔なので、余計陽介みたいに見えてきました。

スグルは退場しちゃいそう…となんとなく感じました。願い事は不明ですが、人には言えない願いもあるとカレンをかばっていたので、スグルも秘密にしたい願い事があったんでしょうね。

ただホラーやサスペンス界のお調子者は早期退場の様式美があるんですよね…打ち破ってくれ、スグル…!

三戸和真(カズマ)

7人の中で唯一運動部のようです。

リヤいわく、顔が怖いのは糖質制限しているかららしいです。本当は甘党らしいので、よく頑張ってますよね。

カズマの発言節々から、ヨウスケよりリーダー格に向いていそうというのと、運動部や糖質制限の話からストイックな性格なんだな…と思いました。

自分でアプリの効果を確かめたかったのか、1ポイントでハンバーガーセット頼んでいました。

何の部活に入っているのか明言していなかったので、44ポイントの願い事はその部活がらみだろうな…と予想できますね。

優勝したいとか、レギュラーになりたいとか、そういった類かな…とも思いましたが、カズマの性格上「自分の力で掴むわー」みたいに言いそうでもあるんですよね…

あとは、なんとなく死神?黒幕?にいいように使われそうなタイプかな…と感じました。

黒幕がきっかけになるような言葉をひとことだけ言えば、次の流れを完璧に持っていってくれそうな感じ。

黒幕にとって動かしやすいタイプだろうな…なんて感じました。

佐々木陽介(ヨウスケ)

リヤの想い人。

リヤの紹介では、素敵な笑顔でまとめてくれるリヤたちのリーダーらしいです。

多分好き好きフィルターがかかっています。

ヨウスケはきっとキーマンですよね。みんなと目の色が明らかに違うので、死神に乗り移られているか、アプリになんらかの関わりがありそう。

リヤのことを好意的に想っている描写が節々にねじ込まれています。

ヨウスケとナオは明らかにイケメンに描かれていますね。

アプリのはじめの使い道を打ち上げ花火にしたのもヨウスケで、何となく話の流れをさりげなく作っているような気もしますが、明らかに怪しいのでもしかしたらミスリード要員の可能性もありますね。

つまりハピネスになんらかの関わりがあると示唆して、実は違うみたいな…?

多分みなさん同じようにヨウスケ怪しいと思っていると思いますので、特に動向を見られるからミスリード要員にしたかな?

1話感想

まず仲良し7人ですが、近所に住んでいたけど、今は離れている人もいるのかな。

公園から帰路に着くとき、みんなバラバラに帰っていましたが、公園も近所という感じでしょうか。

あとは多分、カレンとユイナはずっと幼なじみでいられるコンビではなさそう。変な言い方しますが、グループが違うというか。

アプリインスト時点で、300ポイント個々に分配してすぐ使おう、というみんなの思考が私はまず???と頭にクエスチョンマークが浮かびました。

だれか1人くらい保守的な人がいて、全員がもうハピネスというアプリを使わないという選択肢を強い気持ちで提示しなかったのでしょうか。

若いとはいえ、寿命5年分はかなり長いですよね。もしかしたら将来孫の顔を見られないかもしれない、あと5年あれば孫の顔をみられたかもしれない、と病床で後悔するかも…など1人も考えなかったのでしょうか。

物語を進めるため、強引に7人全員が300ポイントを刹那的にこの場で使おう!という思考になる説明がほしかったです。

特にリヤは自分から使おうというタイプでもなさそうだし(実際願い事なにするか迷っていた)ナオなんて願い事しなかったのだから、その2人はもっと使うことを反対しないと矛盾だし、素敵な笑顔でみんなをまとめてくれるヨウスケが率先してアプリを使い、みんなの5年分の寿命を軽々しく扱っているのはリーダーとしてどうなのか…とか色々思いましたが、

多分漫画として尺の問題で1話はここで切らないと、と大人の事情などがありスピード出して進めた感はありますね。

とにかく面白そうなので次回も読んでみたいと思いました。

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