恋人は公安刑事
津軽 高臣さんの本編②について
書きたいと思います。
※以前違うブログに書いていたものを移動してきたため、時系列が前後している可能性があります。
※本編②までと黒澤さん恋の行方編までネタバレしていますので
これから読むという方は気をつけて下さい。
津軽さんと黒澤さん
唐突ですが私津軽さんと黒澤さんが
被るんですね。
性格的にも話の流れ的にも。
前回の感想でも比べてしまいましたが、今後黒澤さん本編が出たら変わるかもしれませんが
この2人似ているので比較対象にしてしまうことが多いかもしれません。
何となく黒澤さんと津軽さんを比べてしまうのですが、決定的に同じなのは本心を表に出すのを極端に避けているという点だと思います。
彼目線が映えるタイプですね。
津軽さんが隠しているのは主人公への好意で
黒澤さんが隠すのは主人公への嫌悪の感情と
対称的に描かれていて面白いなと思います。
主人公への好意をひた隠しにしていた津軽さんは、銀さんのためという大義名分の元行動理念がありましたし、
黒澤さんはとにかく主人公から向けられる真っ直ぐな感情を苦手としており、嫌われるために明るく振る舞い体を使って最大限に主人公を傷付ける手法を取りました。
津軽さんは大切な人のため、黒澤さんは自分の心の平穏のためとここも対称的でした。
どちらも核には「家族」「殺された」という同様の心の傷を抱えていますが(黒澤さんは思い込んでいますが)
主人公を手酷く傷付けたのは2人共全くの正反対な理由で、ここは津軽さんの心根の本来の素、優しさが出てしまった部分かと思います。
津軽さん、黒澤さんは主人公を手酷く傷付けた後、彼女からビンタをされます。この後の2人の対応も対称的なのが印象的でした。
津軽さんはビンタされて動揺し、主人公に言われた「顔も見たくない」を素直に実行してしまうほど心を丸裸にされ傷付いていましたが
黒澤さんは主人公からのビンタを受けた当日から開き直ったかのように主人公を傷付けに走ることを躊躇わなくなりました。
2人の心の繊細さ、優しさが明確に分かれた部分かなと思います。
(まあ黒澤さんは嫌われたくて、津軽さんは好意があるため両者の対応は自然ではあるのですが)
不気味で何を考えているのか分からなかった津軽さんの思わぬ素の優しさを感じた面は我々読者の心をガッチリと掴んだ部分かもしれません。
逆に黒澤さんは今まで優しく親切だった分心の奥底にある闇の部分に触れ、我々読者に底知れぬ不安感を与えた感じはします。
対称的に、そして反比例するかのように津軽さんと黒澤さんへ対する主人公の感情の移り変わりが描かれていました。
黒澤さんが難波室の秘密兵器と言われる理由の片鱗を目の当たりにした感じです。
(いずれ公安キャラトップクラスの愛の重さを発揮しますが笑)
かなり似ている2人なので、どうやら好みも相当似ているようです。
津軽さん2020年のファンクラブ会報BUNNYの
7月号の4ページにスペシャルインタビューがあるのですが、
と続いていて、黒澤さんと好みが似ていることを自覚しているようです。
2人共誠実で人格の良い後藤さんがお気に入りなんですね。
(↑上記画像を載せましたが、駄目そうなら引っ込めます)
お互い実直で優しいタイプに憧憬の念があるのか憧れる一方、そういうタイプに自分は敵わないというコンプレックスを抱いているようにも見受けられ、後藤さんと良く似た道徳観、倫理観を持つ主人公にはコンプレックスを、後藤さんには憧れの感情を向けているのかと思います。
上記は黒澤さんで津軽さんは主人公に憧れ、後藤さんにコンプレックスと、紙一重の感情を向けているかもしれません。
黒澤さんは心の奥底で惹かれていた主人公に対して潜在的にいじめ、自分を憎しみの感情でも良いから見て欲しいという小学生男子の思考に陥ったようでした。
黒澤さんのヒミツの恋敵編が出たら相手は似た津軽さんだとかなり読み応えある攻防が見られたり自分の弱みを津軽さんを通して見つめられたりして面白いと思うのですが、いつ出るかわかりませんがVSの相手は津軽さんがいいなあ笑
(VS後藤も楽しそうですが彼は色々な√で天然煽りをしますのでバランスを考えて津軽さんで笑)
津軽さんのヒミツの恋敵編があるならもちろん黒澤さん希望です笑
でも颯馬さん√でヒミツの恋敵していたからないかな……
本編④まだ読んでないのですがチラチラ100恋+内の感想やファンクラブ見る限り昴さんも候補に上がりそうですね。
本編②感想
かなり前置きが長くなってしまいましたが津軽さん本編②です。
本編①では石神さんと加賀さんに公安学校が取りやめになるかもと教えられて終わりました。
その問題を抱えたまま花巻 不二夫という映画監督が武装派集団「赤の徒」所属かもという
情報が入り、主人公が潜入します。
武器、薬物密輸の動きが見られたようです。
銀さん、何歳でしょうか…
難波室長よりも年上ですよね、きっと?
そうそう、年齢もあやふやになっていてわからないですよね。
公安学校が2年間あり、25歳で主人公が入校したとしたら27歳。
加賀さん、石神さんが主人公入校時31歳で2年後の話だから33歳?
津軽さん31歳なので2歳下?と思うのですが加賀さん石神さんと同期っぽいし……
と、細かいことは気にしてはいけない感じだと思うのですが笑
サザエさん時空というやつですね?
2LDKもネタにしていますが笑
津軽さんは花巻不二夫の愛娘、花巻芹香にハニートラップをしかけ仲間に引き入れるよう銀さんに言われます。
芹香さんはモデルもやる美人女優です。
その美人女優でさえも虜にする男、津軽高臣。
屋上で主人公は芹香さんとお似合いの津軽さんに対し、モヤモヤした気持ちを吐き出します。
津軽さんが主人公を虜にさせようと試しますが顔を見慣れたと言いドキドキする素振りを見せません。
芹香さんに対するせめてもの虚勢なのかもしれませんね。いじらしいですね。
つれないことを言う主人公に対して津軽さんは楽しそうに
「かっわいくないなー!」
と笑いながら言います。
綺麗な人といるより主人公と一緒にいた方がいいと言われ内心喜ぶ主人公。
かなりの殺し文句ですよね。
津軽さんは生きている中で美人を見慣れているため主人公の反応が新鮮なのかもしれません。
さてそんな中公安学校出身の刑事が捜査から悉く外されていると石神班から伝えられます。
ただ主人公はバリバリに捜査をさせてもらっていましたので疑問が生まれます。
銀さんは過去、エリート志向の公安刑事の判断ミスにより部下を間接的に死なせて以来選民意識の割合が高い公安学校出身の刑事を嫌っているようです。
昔からって、黒澤さん何歳なの笑
また年齢の話持ち出しますが27歳なのかな?
父親関連の事件を調べていて銀さん関連の機密情報も見た感じでしょうか。
それなら黒澤さんは完全難波派、でしょうか。
津軽さんが弱味を握られているのでは、と穿つ黒澤さん。
さすが最も公安らしい男、黒澤透。
彼の推察は大体当たります笑
「弱みを握られている」
は外れてしまいましたね。
主人公を捜査から外したいはずなのに外さないのは、五ノ井博士のラボでノアを見つけて成果を挙げたからかもと主人公は推察しますが、それは外れていました。
花巻監督のホームパーティーに呼ばれて
監督の書斎で赤の徒の証拠がザクザク出た際に鉢合わせした監督助手。
結果を言えば花巻監督ではなく彼が赤の徒メンバーでした。
さらに芹香のDNA上の父親です。
それを承知で、津軽班は主人公に花巻監督が犯人という間違った証拠を掴ませることで主人公のミスを誘いたかったのだと察します。
監督助手が犯人と知っていたのに主人公には教えずミスを誘発させようと企んでいた銀さんの命令を忠実に聞いた津軽さんへ、ここで主人公の失望が炸裂します。
津軽さん、ここでめちゃくちゃへこみます。大好きな主人公から……
というか女性から手酷い扱いを受けたのは恐らくこれが初めてなのではないでしょうか。
主人公に嫌われたとショックを受けて彼女の言葉を忠実に守ります。
津軽さんは銀さんに弱味を握られているのではなく、恩義を感じているから裏切らないと分かり、主人公は津軽さんの置かれた状況を慮ります。
その後津軽フレンズたちと海に行きお互い仄かな想いを感じながら甘酸っぱい雰囲気になり
お互いに切ない状況が続きまして本編②は終わります。
津軽さんの奥底にある自分のDNAと花巻親子の血の繋がらない絆を比べて何か思うことがあったのか、主人公を騙した上で保険をかけるかのように身の上をバッティングセンターで語り、ノアと主人公との家族参観に行ったりと、津軽さんにとって心に伸し掛かる重圧が大きい本編だったと思います。
銀さんに恐らく命令されていたであろう
徹底してきた公安学校卒業生への冷淡な態度が揺らいできましたね。
ふと素を出してしまうのは主人公の人柄や雰囲気による津軽さんの本来の情が絆されたのかもしれませんね。
そして②は対人関係、津軽フレンズの紹介と本編①で主人公の悩みを聞いてくれた後藤さんへの嫉妬心も描かれます。
高臣くん&フレンズ
津軽フレンズは4人いますね。
恐らくみんな同い年だと思うのですが皆どう生活しているんだろう……
と想像するの楽しいです笑
主人公にちょっかい出したコースケを少し警戒している津軽さんが見られました。
高校時代はこの2人遠巻きながら見られてキャーキャー言われてそう笑
怖いから近寄れないけどかっこいいよね!みたいに笑
男子校だったかな?
だとしたら他校の女子に笑
ミカドはリーダーとかやってそう。
でもセクシー女優のおっかけやっていたりするそうです。
マツオは2次元好きのオタクさん。
主人公を紗織ちゃんと呼んだりしました。紗織ちゃんはツンデレキャラのようです。
タクヤ。何となく1番曲者っぽいです。
いや、1番の曲者は津軽さんかな笑
津軽さん友達に恵まれてますね。
友達多いし、本当は仕事での態度は無理している感じなのかもしれません。
オフの津軽さんは結構親しみやすい感じしますね。
過去の件をほじくり返さなければ、ですが。トラウマ発動で黒澤さん程ではないですが変なスイッチ入りますので主人公も気を付けて欲しいところですが……
津軽√の主人公は煽る煽る。
彼のトラウマを誘発し、さらに深く潜り込み挑戦的に立ち向かいます。
わざと煽って津軽さんを底知れぬ氷の目にさせたりします。
それが津軽さんにとって良いか悪いかわかりませんが、たまに読んでいてヒヤヒヤしてしまいます。
天然エース様の高臣くん煽り
それから天然素材、公安エース様の津軽煽りも
板についてきました。
主人公の部屋が荒らされ、現場保存のため泊まる場所を探しましたが見つからず、公園野宿を
覚悟したところ通りかかる後藤さん。
うちに来るか?と言われ驚く主人公。
優しい……これが善意なので誰も何も言えないんですよね。
下心ある人には容赦なく突っ込めるのですが、善意100%なのでみんな後藤さんには突っ込めず
「後藤さんなら変なことにはなってないよね」
と思われるんですよね。
昴さん以外。
加賀さんが誕生日のとき黒澤さんたちが加賀さんをお祝いしようと探していたのですが、歩さんだったかな、に
「後藤だけ呼んでこい」
と言っている業務日誌があってあの加賀さんも後藤さんにはこうなんだ~みたいに感心した記憶があるんですよね。
少し中断しますね、すみません。
ありました、これです。
加賀さん誕生日です。
加賀さんをお祝いしようと、加賀さんを探しに回ります。
~中略~
↓加賀さん発見しました。クラッカーを鳴らす話をしています。
こんな感じであの加賀さんをも骨抜き?にしてしまうのかと加賀さんの珍しい反応に萌えたんですよ笑
加賀さんが強く出られない!
後藤さんすごい!みたいな。
これ以来加賀さん後藤さんの関係がめっちゃ好きです…
それで話は戻り天使な後藤さんの善意で部屋に泊めてもらうことになった主人公。
タイミング悪く?
出張中の津軽さんから折り返し電話がかかってきます。
そこにタイミング悪く?
後藤さんが部屋に入ってきて声をかけてくれました。
モヤモヤした出張だったでしょう笑
当然後藤さんは主人公に何もせずむしろ電池の切れた腕時計の代わりに後藤さんの高そうな腕時計を貸してくれるのですが……
この後津軽さんに見つかり、
「会議を盗聴される可能性があるから
着けちゃだめだよ」
と尤もらしいことを言って外してしまいます。
主人公は「後藤さんがそんなことするはずない」と言いかけますが津軽さんは食い気味に
「公安課のエースだから油断は禁物」と津軽さんの腕時計に付け替えました。
(その付け替えた腕時計に盗聴器発信器があるのですが笑)津軽さん…
そう、それからラストも後藤さんを意識してます。
良い感じだったんですが……
後藤さん割ととばっちりな気もしますが笑
後藤さんは特に何も思っておらず相手だけが後藤さんを気にするのがVS後藤の醍醐味であり魅力ですね。
室長√は後藤さんも主人公を好きっぽいですが。
2021年総選挙でも1位になりましたね。
津軽さん、勢いあってすごいです。総選挙のことも書こうと思いましたが長くなってしまったのでまた今度。
↑こちらは本編③の感想です。
皆さんと一緒に100恋+や公安を楽しめたら嬉しいです♪
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